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自立循環型住宅への設計ガイドライン
自立循環型住宅の概要

13要素技術の手法と省エネルギー効果

11 照明設備計画

目的
適切な照明配置を行い、器具を選定します。
効果
照明エネルギーを 30〜50% 程度削減  できます。
省エネ手法
次の3つがあります。
手法1 機器による手法
消費電力が少なく長寿命な照明機器を採用する手法です。
ポイント
効率が高い<光源>と<器具>を選択することが必要です。
(光源:ランプ、器具:ランプを含めた器具全体)

表 機器単体による省エネルギー手法例と効果

省エネルギー手法例 省エネルギー効果
(電力削減割合※1)
白熱電球(60W)を電球形蛍光ランプ(13W)に交換する
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78%
一般蛍光ランプ(40W)をHf蛍光ランプ(32W)に交換する
写真
20%
明るさ14%アップ
環形蛍光ランプをHf二重環形蛍光ランプに交換する
写真
45%
フットライトの白熱電球(5W)をLED(0.35W)に交換する
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90%
一般的なダウンライトを高効率反射板ダウンライトに交換する
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0%
明るさ31%アップ
(床面の照度)

■計算条件
灯数:4灯
器具高さ:2.4m
床面:3.6m×3.6m

※1 電力削減割合(%)=1−(交換後の消費電力/交換前の消費電力)
手法2 運転・制御による手法
調光や点灯の制御システムを導入する手法です。
ポイント
住まい手の意思に頼る手動のシステム、消し忘れを防止できる自動の制御システムがあります。照明の配置計画と関連づけて検討することが重要です。

表 各制御方法の特徴と省エネルギー効果

制御方法 動作 メリット デメリット 省エネルギー
効果
調光スイッチ 必要な時に手動で調光する 最適な明るさに設定できる スイッチプレートが大きい 小〜中
リモコン スイッチを移動可能とする複数の機器を一括して操作する スイッチ位置まで動く必要がない リモコン自体がなくなると不便になる待機電力が必要 小〜中
タイマー 設定した時間だけ点灯する 無駄に点灯しない 設定する手間が必要
人感センサー 人の体温および動きをセンシングする 無駄に点灯しない 動きがないと消灯してしまう 小〜中
照度センサー 照度(昼光)をセンシングする 無駄に点灯しない 設置位置が不適切であると、正確な明るさを検知できない
手法3 設計による手法
室の用途や行為に応じ、一室一灯と多灯分散の照明方式を使い分ける手法です。
ポイント
一室に複数の照明器具を分散して配置する<多灯分散照明方式>は、適切な配置と使い方を検討することで、省エネルギーを実現できます。

多灯分散照明による照明パターンの例

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シーン例1 (全点灯)
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シーン例2 団らん等(シャンデリア+ペンダント1灯)
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シーン例3 映画鑑賞等
(ダウンライト50%+フロアスタンド1/2点灯+デスクスタンド)
一室一灯照明と比較して一日の消費電力量は60〜130%とばらつきます。長時間全点灯すると増加するので、適切な点灯・調光が大切です。

効果の達成方法の例
3段階のレベルで照明エネルギー削減の効果が見込まれます。
レベル0
従来型の照明設備計画
→ 削減効果 なし
レベル1
機器による手法の採用 (手法1)
→ 30%程度 削減
レベル2
機器、運転・制御による手法の採用 (手法1+手法2)
→ 40%程度 削減
レベル3
機器、運転・制御、設計による手法の採用 (手法1+手法2+手法3)
→ 50%程度 削減