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自立循環型住宅への設計ガイドライン
自立循環型住宅の概要

13要素技術の手法と省エネルギー効果

02 昼光利用

目的
昼間の明るさを住宅室内に取り入れ、人工照明の利用を減らします。
効果
照明エネルギーを 2〜10% 程度削減できます。
省エネ手法
次の2つがあります。
手法1 直接的な昼光利用手法(採光手法)
開口部から昼光を直接取り入れ、室内の明るさを確保する手法です。
ポイント
頂側窓は側窓に比べ床面はやや暗くなりますが、照度の均一性は増します。
図a
図a 側窓の場合の床面照度分布
図a
図b 頂側窓の場合の床面照度分布
図a
図c 天窓の場合の床面照度分布
手法2 間接的な昼光利用手法(導光手法)
室内の奥に光を導く吹抜け、欄間、反射可能な軒裏などを設置する手法です。
ポイント
欄間を設けた場合、室内の明るさの均一性は一般に高くなります。
図a 欄間がない場合
図a
図
北向き部屋の光の状況
図
床面照度分布(左は南室、右は北室)
図b 欄間がある場合図b 図
北向き部屋の光の状況
図
床面照度分布(左は南室、右は北室)
照度[lx]レベル 
照度レベルの図
効果の達成方法の例
採光条件がよい敷地の場合、各室で採用している昼光利用手法の数(採光面の数)によって、3段階のレベルで照明エネルギー削減の効果が見込まれます。
レベル0
2面採光の室がない場合
→ 削減効果 なし
レベル1
リビング・ダイニングを2面採光とした場合
→ 2〜3%程度 削減
レベル2
リビング・ダイニングと老人室・子供室を2面採光とした場合
→ 5%程度 削減
レベル3
リビング・ダイニングと老人室・子供室を2面採光とし、
非居室のすべてを1面採光とした場合
→ 10%程度 削減
トピックス
日照調整装置について
日照調整装置は、カーテンやブラインドなどの直射日光をうまく取り入れてまぶしい所だけ遮蔽する装置で、屋外に設置するタイプと屋内に設置するタイプがあります。方位や目的に適した装置を選択することが大切です。
写真:簾
簾(すだれ) 写真:オーニング
オーニング
写真:障子
障子 写真:レースカーテン
レースカーテン