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日射遮へい改修

概要

日射遮へいは、夏期・中間期において太陽熱の過度な流入を抑制し、冷房エネルギーの削減と快適性の向上を実現することを目的とした技術です。
建物外皮の断熱改修を行った住宅は、従前と異なり、一旦建物内部へ侵入した日射熱は外部へ逃げにくくなっているため、夏期の日射遮へいは非常に重要な対策となります。日射遮へい改修は、断熱改修と同時に考える必要がある技術です。

日射遮へいに関して詳しくはこちら

目的

  • 冷房エネルギー消費を削減すること、そして、設備機器に依存せず室内を涼しく快適に保つことが目的です。

日射遮へいのポイント

  • 方位と季節によって異なる日射の特徴を理解し、有効な対策を検討すること
  • 窓の日射遮へい性能は、ガラスの種類や遮へい物の位置によってことなるため、条件に応じて効率の良い方法を適宜選択すること

開口部の日射遮へい

  • 開口部のガラスとフレーム(枠・框)の日射反射率が高いものや熱貫流率が低いものを選択することによって、開口部本体で日射を遮る手法です。
  • ガラスで対策するには、高性能なガラスをアタッチメント工法(手法13)によって設置することができます。
  • フレーム(サッシ枠)の場合は、2重化工法(手法14)やカバー工法(手法15)、カット工法(手法16)で対策することが可能です。

日射遮へい部材による開口部の対策

  • 開口部の外側や屋内側に日射遮へい効果がある部材を設置して、開口部から侵入する日射を遮る手法です。
  • 内付け日射遮へい部材と外付け日射遮へい部材の比較

庇等を利用した開口部の日射遮へい

  • 屋根や下屋の軒、霧除け庇等を利用して開口部から侵入する日射を遮る手法です。
  • 改修の場合は、軒の出の調整が可能な屋根外張断熱工法(手法1)や、外壁外張断熱工法(手法7)の際に開口部に庇を設置することで対策することが可能です。

屋根と外壁の日射遮へい

  • 屋根や外壁の仕上材の色彩や反射率、通気層の設置などによって日射遮へいする手法です。
  • 屋根・天井の断熱改修手法(手法4~7)および、外壁の断熱改修手法(手法9)を採用する際に同時に検討すると、室内への熱流入や放射熱を抑制できます。

小屋裏換気による日射遮へい

  • 小屋裏の換気量を大きく取ることで日射遮へい効果を期待する手法です。
  • 小屋裏敷込断熱工法(手法3)や小屋裏吹込断熱工法(手法4)を検討する際には、小屋裏の換気回数を5回/h以上とすることが望まれます。

照り返し防止措置、庭木による日射遮へい

  • 地表面や近隣建物の屋根などからの照り返し防止や庭木による日射遮へい手法です。建物周辺の対策も重要な計画手法です。