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国分寺の家

設計趣旨

国分寺の家外観

築32 年の木造住宅を入居前に大規模リフォームした。

布基礎、柱、梁などの構造部分、および、外壁下地、仕上材、屋根下地材を残し、他はすべて撤去した。外壁は外張断熱工法、床は大引間に断熱材を充填、天井は小屋裏に断熱材を吹き込み、開口部は、木製及び樹脂サッシ(+低放射複層ガラス)取り替えとした。設備は、高性能エアコン、エコキュート、第1 種熱交換型セントラル換気システムとした。 内装は、壁面を施主らによる珪藻土塗り、天井は珪藻土吹付、床はカラマツ無垢材+蜜ろう仕上げとするなど、自然素材とした。

基準値・設計値・実績値

基準値・設計値・実績値

採用された要素技術とレベル

採用された要素技術とレベル

採用された要素技術の概要

断熱外皮計画

断熱外皮計画

手法
平成11 年省エネルギー基準を超える断熱水準を確保。
・床下:高性能グラスウール24K 100 ㎜
・外壁:高性能グラスウール32K 60 ㎜
・天井:粒状グラスウール13K 210 ㎜
・開口部:樹脂製サッシ・木製サッシ。遮熱低放射複層ガラス
レベル
上記より、「レベル4」となり、暖房エネルギー70%程度削減。

写真1: 断熱材の施工の際には、既存部との隙間を埋める、経年変化による断熱材の変形に対応できるよう、あらかじめ受け材等、二次部材を施工している。

日射遮蔽手法

日射遮蔽手法

手法
手法1: 開口部の日射遮蔽手法
ガラスの種類:遮熱低放射複層(A12)
日射遮蔽部材:庇+「紙障子」「すだれ式日よけシェード」
レベル
上記より開口部の日射侵入率は「0.22~0.08」で、「レベル3」となり、冷房エネルギー45%程度削減。

写真2:南面する開口部全面にシェードをかけると、外壁の温度上昇も軽減できる。

照明設備計画

照明設備計画

手法
手法1: 機器による手法
電球形蛍光ランプ
手法2: 運転・制御による手法
調光スイッチ、リモコン
手法3: 設計による手法( 多灯分散照明計画)
居間・食堂は二本のダクトレールを設置、多灯分散照明を採用している。食堂テーブル上は、ミニクリプトン形LED を2台、調光スイッチにして、こまめな調光を行っている。
レベル
手法1~3全てを採用することで、「レベル3」となり、照明エネルギー50%程度削減。

建物概要
住宅の所在地
東京都(Ⅳ地域)
敷地の規模
137.17m²
住宅の階数
地上2階
住宅の規模
建築面積 55.48m²/延床面積 97.72m²
住宅構造
木造
家族構成
夫婦2人+子供1人
竣工年
2007年
設計者
アーキ・ナッツ建築設計事務所
施工者